福岡・博多の代名詞として全国的に有名な博多祇園山笠。

その山笠が奉納される神社こそが、博多の総鎮守として名高いこの櫛田神社です。

櫛田神社は博多の総氏神として1250年以上の歴史があり、不老長寿・商売繁盛の「お櫛田さん」として地域の方に愛されてきました。

境内には飾り山笠が一年中展示されており、博多祝い唄にも唄われる樹齢千年にもなるイチョウ「櫛田のぎなん」、力士達の名前が書かれた「力石」など、“博多らしい”雰囲気を感じさせる神社です。

7月には海外からの観光者があるほど有名な博多祇園山笠、10月には博多おくんちが行われており、大いに賑わいます。

そんな櫛田神社は結婚式の場としても人気の高い神社です。

特に博多祇園山笠に参加している方にとっては、「櫛田神社で結婚式を挙げたい」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。

博多の中心部に鎮座する櫛田神社は、福岡市営地下鉄祇園駅と中州川端駅の両方から近く、バス路線も多いため、アクセスがよく結婚式に参列される方も足を運びやすい場所です。

櫛田神社の近くには古くから商売で栄えていた博多の面影を知ることができる「博多町家・ふるさと館」のような施設や、中洲川端商店街、観光客も多いキャナルシティ博多といった場所があり、賑やかな立地となっています。

また、結婚式後の会食に便利な「三光園」や「嵯峨野」といった老舗料亭や、結婚式の二次会、三次会にぴったりな中洲の繁華街にも近いのも特徴です。

博多の観光地として有名な櫛田神社には国内外の観光客も多く、開放的な境内を本殿まで参進する結婚式では沢山の祝福を受けるかもしれません。

櫛田神社には広い境内や豪奢な本殿はありませんが、大銀杏に見守られながら、博多の町に寄り添った伝統的な雰囲気ある結婚式をしたい方にぴったりの神社です。

このように博多の風を感じられる櫛田神社で、あなたらしい結婚式を挙げてみませんか？

櫛田神社での神前結婚式は、博多の総鎮守としての歴史を感じさせる趣きある本殿で、厳粛に行なわれます。

本殿内にはご両家の参列者のために椅子が準備されており、ご両家親族が30名（それぞれ15名ずつ）参列することが可能です。また、その他の結婚式参列者のために立ち見席も用意されています。（それぞれ10名ずつ）

結婚式が行われる本殿は開放的な空間になっており、境内の空気を感じながら伝統的で厳かな神前結婚式が行われます。

新郎新婦とその家族には結婚式前に広い控室を使用することができるため、式前の準備を落ち着いて行うことができます。（挙式30分前からの利用となります）

それでは、櫛田神社での結婚式にはどのくらいの費用が必要となるのでしょうか？

櫛田神社では、結婚式の挙式費用（初穂料）は7万円（消費税不要、平成29年現在）となっています。

非常に結婚式の人気が高い神社ですので、早めの予約が必要となります。特に休日や大安などの結婚式が集中する日においてはより早いご予約がおすすめです。

結婚式の日程予約は挙式の2ヶ月前までとなっており、お電話にて結婚式希望日の仮押さえ（無料）を2週間程度していただくことが可能です。

挙式の2週間前までに、本予約として挙式費用（初穂料）とともに櫛田神社の社務所へ直接お申込みください。

なお、本予約時に結婚式当日の流れを説明されますので、新郎新婦お二人揃ってのご来所が必要となります。

櫛田神社での神前式は、次のような流れで行われます。挙式時間は30分程度です。

スムーズな結婚式進行を行なうためにも、参列者の方はお早めにご来場ください。

一、ご入場

社務所前から、巫女さんの先導で櫛田神社のご本殿へ入場して頂きます。

結婚式の約10分前となっております。

一、修祓（しゅうばつ）

まず、結婚式を挙式する前に参加者のお清めをされます。

一、祝詞奏上（のりとそうじょう）

神職さんが神前に両家の結婚報告とお二人の末永い幸せをお祈りして下さいます。

一、新郎・新婦　誓いの盃

三三九度ともいいます。

新郎新婦が大中小の盃で互いにお酒を飲み交わし、夫婦の契りをかためます。

一、誓詞奏上（せいしそうじょう）

新郎新婦に誓いの言葉を読み上げていただきます。

一、玉串拝礼（たまくしはいれい）

新郎新婦により、玉串を神前に捧げる儀式を行ないます。

一、親族固めの盃

親族が盃でお酒を飲み交わし、結婚式を通じて親族の契りをかためます。

一、退場

以上で、櫛田神社での神前式は終了です。