通常、神社御挙式の式典では約３０分程度の御時間を頂き、神事が執り行われますのが一般的です。

式典の開始はまず皆様方が身支度を整えられ、神社さんの神職様、担当の巫女様が先導致します

「参進の儀、さんしんのぎ」から始まる事が習わしとなっております。参進の儀とは、

結婚式を行う神殿まで神職、巫女、新郎新婦、参列者様方が列になって歩く儀式です。神殿までの道のりは

神様の聖なる領域といわれます。心を落ち着けて私語を慎み神様の前に立つ準備をしつつ御歩き

下さい。

又、参進の儀は花嫁行列とも申し、神前式の華やかなシーンとも申せましょう。周囲で見守る方々から新郎、新婦へ

お祝いの声や拍手が贈られる事もございます。神前挙式ならではの心温まるシーンですね。

■参進の儀には次の様な意味合いがございます。

新郎、新婦は「現在」を表し、後ろに続かれますご家族や親族様が表すのは「過去」、そして先にある神殿は「未来」

を表しています。つまりは過去に御世話になった人たちと未来に向かって歩いて参ります尊い儀式でございます。

※小さな神社さんでは参進の儀が執り行われない処もございますが挙式の御申し込の際には事前確認を

なさっておかれますと御安心です。

お写真は宗像大社さんで、厳かに且つ華麗にすすめらてます参進の儀の風景です。

まさにスケールの大きな神社結婚式の醍醐味ですね。

皆様方、いつまでも御幸せに！

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